青とは、小学一年生で習う漢字である。
解説
概要
草の色をした染料を意味する、「blue」を表した漢字。
古代の日本では赤・青・白・黒の4色が基本色であり、青は緑や藍色も内包していた。
熟語
通常の読み
青写真(あおじゃしん)
1842年にイギリスで発明された写真の複写法。別名をシアノタイプという。
転じて、未来の予定図や構想図のことも表すようになった。
青天井(あおてんじょう)
天井が青いこと。即ち、青空のことを指す。
転じて、値段や数量などが(上から遮るものがないかのように)どこまでも上がり続けること。
青春(せいしゅん)
人生における、夢と希望に満ち溢れた若い時期のこと。
若さの盛りを春に例えたとき、陰陽五行説において春が青色で表されることから。
その後「朱夏」「白秋」「玄冬」と続くが、青春ほど広くは使われていないか。
青山(せいざん)
樹木が茂って青々としている山のこと。また、人間の墓場のこと。
古代で人が死んだときに亡骸を山に埋葬したことから。