音とは、小学一年生で習う漢字である。
解説
概要
口から言葉が出ているところを象った漢字。
「おと」や「こえ」、「しらせ」を意味する。
熟語
通常の読み
音信(おんしん)
文章や通信などによるたより。実は「音り」で「たよ-り」と読む。
そのため手紙など、音声を伴わない音信もあってよい。
途絶えたり不通だったりする用例が多いか。
音痴(おんち)
歌唱する際などで、音の正しい発声や認識ができないこと。
転じて「方向音痴」「味覚音痴」など、特定の感覚が鈍いことを指すこともある。
「音痴」という言葉が広く使われるようになったからこそ生まれた派生である。
特別な読み
音呼(いんこ)
オウム目の鳥類のうち、小型だったり色鮮やかだったりするもの。
一応、簡単な漢字であるし、中学生までで習う読み方で読めはするが、珍しい読み方である。
「鸚哥」とも書く。セキセイインコは「背黄青鸚哥」であり、生き物の難読漢字として有名。