火とは、小学一年生で習う漢字である。
解説
概要
燃えている炎を象った漢字。
火や炎、ともしび、燃え上がるようなもの・ことを表している。
五行思想における五行の一つに「火」があり、転じて曜日にも「火」がある。
疑う余地がないことを例えて「火を見るよりも明らか」と言う。
火は誰がどう見ても火であることから。
熟語
通常の読み
火急(かきゅう)
切迫していて、急がなくてはならないこと。
火災はすぐに消さないと大変なことになるので、「火」には「急ぐ」という意味もある。
火難(かなん)
火災など、火に纏わる災難のこと。
占いで「火難の相が出ている」なんて言われたことがある人もいるかもしれない。
特別な読み
火光(かぎろい)
明け方の東の空にちらちら光る日の光。
「陽炎」とも書く。つまりは「かげろう」のことで、発音揺れ。
火光(かこう)と読むと普通に火の光を指すが、とりたてて光に注目することは少ない。
火傷(やけど)
高温に晒されて皮膚が炎症を起こすこと。
火による傷という意味に、「焼け処」の読みがあてられたもの。